| 赤羽隼人 |
タイトエンド (TE) 。背番号21
通称『赤目のエース』。
赤髪・赤瞳にサングラスをかけ両耳にはピアスをしており、桜庭が所属するジャリプロにスカウトされるほどルックスが良い。
少し笑みを浮かべただけでコータローとジュリを驚かせるほど普段はポーカーフェイスを崩さない怜悧冷徹な男である。しかしながら常にギターを携帯し何でも音楽に例える変わり者でもあり、ギターの演奏も不必要なほど上手い。
時折その奇妙な言動を突っ込まれることがあるがギターのチューニングを行い誤魔化す癖がある。コータローとは性格や志向など180度趣味（赤羽曰く”音楽性”）が合わず言い争いが絶えないが、お互いの意志と勝負への覚悟、クリスマスボウルへの思いは認め合っている。瀧や水町とは音楽性が合うらしく、即興でコンビを組んだことがある（デビルバット曰く、元気な変態が合うらしい）。口癖は「フー」。好きな食べ物はサラダ。尊敬する人はノーベル。
TEというポジション柄、非常にバランスの取れたオールラウンダーでランにパスキャッチ、ディフェンスと万能の活躍を見せるが、その真骨頂はボールキャリアーを護衛するリードブロックにこそあり、敵選手の重心移動のタイミングに合わせて繰り出すスパイダーポイズン（蜘蛛の毒）は栗田ですら片手で吹き飛ばし複数の敵選手を一度に殲滅する威力を誇る。また作中屈指の戦術家でもあり、事前に敵チームの能力や戦術を研究し尽くすことで味方にスパイダーポイズンのタイミングを伝授したり、ランフォースを駆使して敵ランナーの走行コースを思いのままに誘導することが出来る。
父親の転勤で関西の帝黒学園へ転校するが、帝黒が盤戸スパイダーズの有力選手を引き抜きキックチームだけが取り残された事実を知り、このやり口に反発してキックチームの力を証明するべく盤戸高校に出戻った。
しかし転校の繰り返しが大会規定に引っ掛かったため春季東京大会はもちろん秋季東京大会でも終盤まで出場停止となった。
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