お登勢 |
万事屋の1階にあるスナックのママで、万事屋の大家。かぶき町四天王の一人でもあり、周囲からは「女帝お登勢」という異名で通っている。
本名は寺田綾乃(てらだ あやの)。
一見怖そうな外見だが、人情に厚く面倒見の良い性格。時にはそのせいで騙されてしまうこともあるが、自分の性分として受け入れる懐の広い人物。
時としてヤクザと住民の間に入ることもあるらしく、周囲に一目置かれている半面、新たな敵を作る機会も多い。
従業員のキャサリンやたまを娘のように思っており、楽しく暮らして欲しいと願っている。その性格や銀時の活躍からかぶき町の顔役として名が通っている。
50年前は和風美女で、かぶき町のアイドルだったらしい。
攘夷戦争終結後のある雪の日に、気まぐれで夫・辰五郎の墓参りに行った際、空腹で辰五郎の墓石に寄りかかっていた銀時にお供え物の饅頭をあげ、そのことに恩義を感じた銀時が「旦那の代わりに俺がアンタを護ってやる」と約束し、店の2階に住むようになった。
同じ四天王にして溝鼠組の組長の次郎長とは幼なじみであり、小さい頃から彼のそばで居続け、彼が曲がってしまわぬよう怒鳴り続けた唯一の人物でもある。
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キャサリン
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スナックお登勢の従業員。出稼ぎが目的で地球にやってきた天人。かつては「鍵っ娘キャサリン」の異名をもつ、窃盗団「キャッツパンチ」の一員だった。
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たま
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正式名称は芙蓉 伊-零號試作型(ふよう い-ゼロごうしさくがた)。
スナックお登勢の従業員。林流山が病弱で孤独だった娘・芙蓉のために造ったプロトタイプの美少女型からくり人形。殺人犯の濡れ衣を着せられて逃げていたところ、ボディを壊され、首だけになってゴミ捨て場に転がっていたところを神楽が持ち帰ったことで、万事屋と関わるようになった。「たま」(漢字表示は卵)の名付け親も神楽。原動力はオイルと電気。
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