逢坂 陸郎 |
大河の父。大河と同じく小柄な体格。大河の実母と離婚の後、夕と再婚した。一見娘のことを優先的に考えて行動している人物に見えるが、夫婦仲が悪くなるたびに大河と一緒に生活をしたがり、仲直りしてしまえば平気で約束を破る、大河に無視されたら生活費を振り込まなくなるなど、浮気で身勝手な性格。その性格を知る実乃梨からは蛇蝎(だかつ)のごとく嫌われている(実乃梨自身は大河を大切にしていることに対し、彼の身勝手な性格に不満を持っている)。資産家で、大河に高級マンションや家具を与えたり、交流はないものの生活費として大金を大河の口座に振り込んでいる。彼と大河との確執をよく知らなかったために竜児は彼の本来の性格をなかなか見抜くことができなかった。しかし、義務教育が終わった後も大河の高校の学費を払ってやったり、大河を高級マンションに住ませてやったりと、親として最低限の責任は果たそうとしていた模様。その後は事業の失敗で会社が倒産し、大河を残して夕と共に夜逃げした。
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大河の母
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氏名不明。すでに再婚していて妊娠中。大河との仲は良好。臨月が近いにもかかわらずハイヒールで闊歩(かっぽ)し、ポルシェを乗り回す。怖いものなしの視線、いら立つ様子、なぶるような口調は大河に似ている。
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逢坂 夕 |
大河の継母。作中には登場していない。陸郎の再婚相手で、大河とは折り合いが悪かったらしく、結果的に大河を逢坂家から追い出すことになってしまった。
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北村 啓子 |
祐作の母。作中には登場していない。保険会社に勤めている。泰子とも仲がよく、お互いの息子が家出した時は互いに連絡を取り合うように協定を結んでいる。
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