大太法師 |
明夏羽に連れられて現れた、身の丈数十メートルに及ぶ巨大な妖。大まかには人の姿だが異形と言える容姿で地面に着くほど腕が長く、その先端には巨大で鋭い爪が4本ずつ生えている。
鬼斬り役の優人を殺すために明夏羽に連れて来られたが大太法師は鬼斬り役には関心がなく、緋鞠と勝負をしたいだけであった。本来は邪悪な妖ではなく、緋鞠の側も積極的な戦意を示さなかった。
重傷を負った優人を見て暴走状態になった緋鞠に右手を切り飛ばされるが、緋鞠が優人によって鎮静化させられるところを見届ける。その後、明夏羽とともに撤退した。
作者曰く「彼のモチーフはクトゥルフ神話のイタクァだったが、今になって改めて見直してみると使徒の様だ」との事。
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然樹 |
(おしら様)東北地域一体の妖をまとめている神格ある妖。切り株のような体に穴が二つ開いているような目があり、枯れ枝のような手を持つ。東北を訪れた優人と緋鞠一行と共通の脅威となる九尾と酒呑に対する協力体制を結ぶ(アニメ版に登場したモブの妖の一体を作者が許可を得て原作に逆輸入)。
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小冬 |
(雪女)然樹の配下の妖。見た目は18~19歳ぐらいの黒髪長髪の美しい女性。スキーを教えている際、露骨に優人に抱きついて挑発するリズを見て楽しそうと自分も優人に抱きついたり、露天風呂に入浴している優人に九尾から守ってくれるお礼として雪女装束でお背中を流しますと迫ってくるなど、楽観的で強引な性格。
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